京都・仁秀
紅貴|こうき|風流抹茶碗

¥ 11,000(税込)

紅貴(こうき)風流抹茶碗

唯一無二の希少な赤釉で作られた、風格漂う高貴な赤を纏う作品です。特別な日を彩る贈答用として人気です。

和の風流を表現する茶碗です。普段使いから、簡単なお茶席まで対応できます。仁秀独自の指すじがついており、持ちやすく練習茶碗としても最適です。また、煮物などを入れる総菜碗としても利用できる便利な器です。

仁秀の由来

御室桜の名所として名高い仁和寺は、宇多天皇によって仁和四年(八八八年)に落成され、皇族が住職を務める門跡寺院の筆頭として仏教各宗を統括していました。以来、代々の天皇御家族が仁和寺の門跡を継承する伝統となり、明治初期の小松宮に至るまで三十代、一千年の長きに亘り続きました。

いまでは世界遺産として、御所紫宸殿を移築した国宝の「金堂」、重要文化財の「五重塔」、尾形光琳の茶室「遼廓亭」などを伝えています。「御室窯」の開窯は正保三年(一六四六年)、後陽成天皇により御室御所庭内に築窯され、初代御用達陶工として仁清を迎えました。「京焼の祖」として知られております仁清は、茶人、金森宗和より茶道を学び、数々の茶器を制作しました。それらの「御室焼」が京焼のルーツといわれております。御室焼三巨匠である仁清、尾形乾山、尾形光琳の多くの作品は国宝、重要文化財に指定されており、近年の功労者として、永楽和善(一八二三~一八九六)が仁清窯を復興し作陶したことで知られています。

「仁秀」の銘は、その歴史ある仁和寺第43代門跡、立部瑞祐大僧正猊下より賜り揮毫頂いたもので、由緒ある「御室窯」の神髄を今日に継承する栄を賜っております。

製品仕様

  • サイズ – (約)直径12cm × 高さ6cm 重さ280g
  • 柄 – 紅貴(こうき)
  • 製造– 京都 株式会社仁秀

※全作品が手作りのため、商品画像とお届けする商品は全く同じではございません。大きさ、形、色、模様、風合いなどは、1点1点異なり、またそれが味わいでもございます。
※具体的には、貫入(焼き入れ時に生じるヒビ模様)、鉄粉(鉄分が焼かれることによって酸化した黒い点)ピンホール(表面に生じる小さな白い点)、釉薬のムラなどの個体差を、うつわの個性として捉えていただけない方のご購入はご遠慮をお願致します。

※下記ON-LINEショップからもご購入いただけます。

ON-LINEショップはこちら